DILIsym^® 11 - New Feature, May 30, 2025

今回のリリースでは、肝毒性メカニズムの拡張、新たな患者モデル（小児）の追加、化合物ライブラリの拡大が含まれています。

1. 患者モデル

以下の2種類のモデルが追加されました。

• T 細胞の関与によって引き起こされる肝障害を対象とした「T 細胞モデル」
• 成長に応じた小児モデル
2. 化合物ライブラリ

以下の5種類の例示、検証化合物が追加されました。

• Amodiaquine
• Chlorpheniramine
• Itraconazole
• Loratadine
• Verapamil
3. 肝毒性メカニズム

以下の2つのメカニズムが更新されました。

• 胆汁うっ滞性肝障害
• 酸化ストレスに対するNRF2適応応答
4. SimPops

以下の10種類の SimPops が追加されました。

• 乳児 (infants)
• 未就学児 (preschool children)
• 学齢児 (school-aged children)
• 思春期 (adolescents)
• 更年期以降の女性 (Post-menopausal women)
• T細胞関連
• NRF2 適応応答
• NRF21＋ミトコンドリア生合成適応
• アセトアミノフェン(即放性製剤)　
• アセトアミノフェン(徐放性製剤)　

以上