HPLC保存安定性試験解析ツール
HPLCluster™は、各条件下でのHPLCのピーク面積比をスプレッドシート上に表示して比較解析を行うソフトウエアツールです。医薬品などの保存安定性試験において得られるHPLCデータの解析等に利用されています。
HPLCluster™ 4.0 - New Feature, February 7, 2020
- 自動グルーピングアルゴリズムの改良
- 読み込み可能データフォーマットの追加
- 解析結果を保存したXMLファイルのインポート機能の追加
- 分析データファイルのインポート(追加)機能の追加
- ピーク面積の増減を示す色の設定オプションの追加
- ヘッダ表示切り替え機能の追加
HPLCluster 3.0からの変更点は以下の通りです。
自動グルーピングのアルゴリズムが大幅に改善され、より精度よく分類できるようになりました。
Shimadzu LabSolutionsからエクスポートされたGC測定のテキストファイル(.txt)、Agilent OpenLabからエクスポートされたテキストファイル(.txt)を読み込むことができるようになりました。
解析結果を保存したXMLファイルをインポートする機能が「ファイル」メニューに追加されました。XMLファイルを直接読み込んで、再解析を行い、結果を修正することができます。ただし、本バージョンより前のバージョンで保存したXMLファイルは読み込むことはできません。
解析中あるいは、解析結果をインポートした後に分析データファイルを追加することができるようになりました。グループ化されているデータの情報はそのまま保持して、追加したデータを各グループに自動的に追加することが可能です。
ピーク面積の増減を色分けして表示する際に、その色分けの方法を変更するオプションが「表示」メニューに追加されました。以下はデフォルトの設定になります。
※ %を入れずに数値のみ入力した場合は、絶対値として取り扱われます。
ヘッダ表示をファイル名とサンプル名に切り替えるオプション機能が「表示」メニューに追加されました。サンプル名はShimadzu LCSolutionあるいはLabSolutionsの“Sample Name”に指定した文字列が表示されます。
以上
リリースノートリスト:
HPLCluster™ 3.0 - Jan 20, 2014HPLCluster™ 2.0 - Jan 16, 2012