研究開発では、さまざまな分析機器から得られるデータに加え、画像や数値、実験条件、コメントなど、多種多様な情報が蓄積されます。これらの情報を効率的に管理し、必要なときに活用できる環境を構築することは、研究開発の効率化において重要です。
ChartSpect® は、研究開発で得られるさまざまな機器分析データと関連情報を一元的に管理・活用できる統合システムです。
機器分析データと関連情報を一元管理
異なる種類の機器分析のデータを横断的に比較
データの検索・表示から解析、レポート作成までサポート
Web ベースによる優れたアクセシビリティ
ユーザーニーズに応じた定期的なアップデート

機器分析データに加え、顕微鏡画像、化学構造式、物性値などの数値データ、コメントや実験者名などのテキストデータを複数の主キーで紐づけることで関連付けた管理が可能となります。
ChartSpect® 専用のソフトウェア ChartSpect® Uploader を使用することで、簡便な操作でデータをアップロード可能です。各機器付属の PC 端末、居室で使用している PC、データ集約用の PC などからネットワークを介してデータをアップロードします。フォルダー構成やファイル名を予め設定することで、特定の時間に自動的にデータをアップロードさせることも可能です。

コメント、実験社名、実験条件などのテキスト、得られた物性値情報などの数値データは ChartSpect® Uploader や ChartSpect® のブラウザ上でアップロードできます。Excel などからコピー&ペーストを行う事も可能です。

ChartSpect® には 3 つの検索機能が搭載されています。
キーワード検索

スペクトル検索

構造式検索
検索機能でヒットしたデータをあらかじめ定義したレイアウトにしたがって一覧に表示することができます。レイアウトは自由にいくつでも定義することができ、表示途中で切り替えも可能ですので、業務の目的に応じてレイアウトを選択してご利用いただけます。
※ 表示レイアウトは画像データに限らず、すべてのデータについて自由に配置することが可能です。


検索機能でヒットしたデータを種類別に表示することができます。ハイスループットで得られた多数の X 線データなどをウェルプレート毎に並べるなどに有用です。

選択したデータのスペクトルを重ね合わせて表示します。表示する分析機器はレイアウトをあらかじめ設定することで、複数の異なる分析機器のスペクトルを重ね合わせて同時に表示することもできます。


ChartSpect® では、重ね合わせたスペクトルに対して様々な処理を加えることが可能です。
スムージングやノーマライズ(正規化)、ベースライン補正などにより、スペクトルを比較し易くします。

スペクトル内の特定の位置にインディケーターを挿入したり、文字列を挿入することが可能です。

スペクトルを X 軸、Y 軸方向に自由に移動させることやスペクトル横に表示されているデータラベルのみ移動させることも可能です。
スペクトルを視覚的に比較し、分類情報(結晶形情報などのテキストデータ)をデータベースに入力します。分類の異なるスペクトルをリファレンスデータ(赤で表示)として複数画面上に表示させ、他のデータと重ねて比較することでスペクトルの分類が容易になります。

多数のスペクトルデータを分類する際に、ピーク位置やデータ形状などの特徴に基づいて機械的にスペクトルを分類することができます。目視による分類に比べ大幅に効率を向上させます。

2 つのスペクトルを選択し、その差分を計算、表示することができます。混合物から複数成分のスペクトルを順次差し引くことや複数のスペクトルに対して同じ成分のスペクトルを差し引き、その結果を比較することなども可能です。

範囲を指定すると、その範囲のシグナルとノイズの比を計算し、チャート内に結果を表示します。

範囲を指定すると、その範囲のスペクトル曲線とベースラインに囲まれた面積を計算します。

ChartSpect® ではご希望のレイアウトで PDF 形式のレポートを作成する機能を追加するサービスを提供しています。レポートのレイアウトを Word や Power Point などでお送りいただければ、それに合わせた PDF 形式レポートを作成する機能を追加いたします。
ユーザー自身が Word で作成したレイアウトに合わせて ChartSpect® からデータを取得しレポート化することが可能です。レイアウトはいくつでも作成可能であり、項目名や出力するデータ類の微修正も容易に可能です。
ChartSpect® から様々な形式のデータをダウンロード可能です。ダウンロードした画像データをプレゼンテーション資料に用いることや再解析のために生データをダウンロードして活用できます。近年では、テキストとしてダウンロードした「ピーク強度」や 「X, Y 座標データ」などを機械学習に活用する等、活用の幅が広がっています。
ダウンロード可能なデータ:
外部のクライアントアプリケーションから ChartSpect® サーバーに HTTP/HTTPS 通信を行いデータを取得できます。
取得可能なデータ:
ChartSpect® のご利用には、データを蓄積するためのサーバーマシンが必要です。サーバーはオンプレミス、クラウドのどちらにも対応しており、 どのようなデータを管理されるかによってデータ容量は異なりますが、一般的なデスクトップ PC と同程度のスペック、筐体サイズで十分に機能します。
サーバーの OS は Linux にのみ対応しています。対応済みのディストリブーションは以下の通りです。
弊社からサーバーマシンとクライアント PC をお貸出しして ChartSpect® をお試しいただくことが可能です。Web ミーティングやオンサイトでの概要説明・デモンストレーションのご用命と併せてお気軽にご連絡ください。
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