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ADMET Predictor® 13.0 インストレーションガイド



ADMET Predictor® 13 より、使用されるライセンス管理システムが変更になりました。これまで、Flexera 社の FlexNet Publisher というライセンス管理システムが使用されてきましたが、この、バージョン 13 から Reprise 社の Reprise Lisence Manager (RLM) が採用されました。そのため、RLM のライセンスサーバーが稼働し、有効なライセンスファイルが設定されていることが必要となります。

詳しくは、Reprise License に関するページを参照してください。

以下の ADMET Predictor 13 のインストール作業後の起動には、すでに RLM が稼働し、ライセンスが正しく設定できていることが前提となります。

1 インストールを始める前に

ADMET Predictor のインストールは管理者権限で行う必要があります。また、ネットワークインストールの場合、アプリケーションを実行するためには Reprise ライセンスサーバーにアクセスすることが必要になります。 Reprise ライセンスサーバーがインストールされ、ライセンスされた ADMET Predictor のモジュールが正しく設定されているかどうか確認してください。Reprise ライセンスサーバーのインストールと設定については、別頁の Reprise ライセンスサーバーインストレーションガイドを参照してください。

ADMET Predictor 13.0 のデフォルトのデータファイルの保存場所は以下のとおりです(以下で、<Username> は、ログインユーザー名を意味しています)。

C:¥Users¥<Username>¥AppData¥Local¥Simulations Plus, Inc¥ADMET_Predictor13.0

このフォルダーは、インストール後の同ソフトウエアの初回起動時に作成されます。

Windows 10/11 では、上記の "AppData" フォルダーは、デフォルトでは「隠しフォルダー」となっています。エクスプローラーのウィンドウ等で、「表示」タブにある「隠しファイル」にチェックを入れることで表示させることができます。

2 ADMET Predictor のインストール

ダウンロード後、圧縮されている AP130_Install.zip を適当な場所で解凍します。AP130_Install というフォルダーが生成され、その中にある setup.exe をダブルクリックしてインストールを開始します。

最近の Windows 11 のバージョンでは、以下のようなウィンドウが表示されます。ここはもちろん「はい」をクリックします。

  1. インストールプログラム(setup.exe)を実行すると、ADMET Predictor 13.0 のバナーの上にインストール前処理ウィンドウが表示されます。
    必用なライブラリで不足しているものがあれば、まずそれらがインストールされます。
    Install をクリックします。画面右下にインストールの進行状況が表示されます。
  2. ADMET Predictor 本体のインストールウィザードが始まりますので、Next をクリックして作業を進めます。
  3. ライセンス契約書が表示されます。ライセンス条項に同意し、インストールを続けるので、Yes を選択します。
  4. ADMET Predictor をインストールするフォルダを選択します。異なるフォルダにインストールする特別な必要性がない限りは、このままでデフォルトの場所を使用することをお勧めします。フォルダーを選択したら、Next をクリックします。
  5. インストールする準備が整いましたので、Install をクリックして ADMET Predictor をインストールします。
  6. 必要なファイルやコンポーネントがインストールされている間、プログレスバーが表示され、インストールが完了すると、終了ダイアログが表示されます。
  7. ここでは、View Readme と Launch ADMET Predictor のチェックを外し、Finish をクリックしてひとまずインストールを完了させます。

3 初回の実行

  1. デスクトップ上にできる ADMET Predictor 13.0(下図) のアイコンをダブルクリックして ADMET Predictor を起動します。

    (1) すでに ADMET Predictor 12.0(またはそれ以前)を使用している(いた)場合

    インストール後、初回の起動で、ADMET Predictor 12.0 で使用していたパラメータファイル、セッティング、ユーザーモデルを 13.0 のデータフォルダーにコピーするかどうかを問われます。

    ここで「はい(Y)」を選ぶと、これまで使用してファイルが 12.0 のデータフォルダーから13.0 のデータフォルダーへコピーされます。「いいえ(N)」を選ぶと、13.0 のデフォルトのファイルとセッティングが使用されます。

    (2) インストールした PC で、初めて ADMET Predictor 13 を起動する場合

    旧バージョンの使用とは無関係に、AP 13 の初回の起動では、以下が表示されます。 ここで、RLM サーバーで設定された<ライセンスサーバーのポート番号>@<ライセンスサーバー名または IP アドレス> を入力します。

    これで、すべて完了となります。

問題なくライセンスにアクセスできると、数秒後に ADMET Predictor 13.0 の起動画面が表示されます。

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