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サーバーライセンスの追加・更新」ガイド

1. ここでの作業について

本ガイドでは、すでにFlexeraライセンスサーバーを利用されているユーザーが、1)ライセンスを更新する、2)追加モジュールを購入した、3)同サーバーを別製品のFlexeraライセンスサーバーとして使用する、4)評価目的などで一時的にライセンスを追加する、などの場合のライセンス追加の方法についてまとめてあります。

作業は、サーバーPCのブラウザ上で行われます。弊社からお送りしたライセンスファイルをサーバーPCのデスクトップなどにセーブしてから作業を開始してください。

2. Flexeraライセンスサーバーの設定

ライセンスサーバーの設定を以下の手順で行います:
ステップ 1~2:Flexeraライセンスサーバーへのログイン
ステップ 3~6:「追加ライセンス」ファイルのインポート(追加読み込み)
ステップ 7~11:ベンダーデーモンの起動、設定
ステップ 12:ライセンス状況の画面確認


  1. サーバPC上で、 IEなどのブラウザから Flexeraライセンスサーバーにアクセスします:

    http://localhost:8090/

    ライセンスサーバーの設定作業は、必ずライセンスサーバーPC上で行ってください。URL指定でリモートでも情報閲覧は可能ですが、Administerに関する部分で一部利用できない機能があるためです。

    以下の画面右上にある Administration タブ(赤い矢印)をクリックして、管理用ページに移動します。

  2. Flexeraライセンスサーバーにログインします:

    以下の画面で、usernameと passwordを入力し、Submit をクリックします。

    デフォルトの username: admin
    デフォルトの password: admin

    デフォルト以外の username と password を使用している場合は、それらを入力することを忘れないようにしましょう。

  3. 弊社からお送りしたライセンスファイル(追加分)をインポートします。

    画面左の一番下にある Vendor Daemon Configuration タブを選択した後、Vendor Daemons の下にある Import License ボタン(矢印)をクリックします。

    Inport Licenseボタンを押しても画面が変わらないような場合、IEを互換モードへ切り替える必要があります。

  4. ライセンスファイルを指定します。

    Browse(参照) ボタン(赤矢印)をクリックし、開いたウィンドウから、お送りしたライセンスファイル LicenseFile_xxxxx.lic(xxxxx部分は数字)を探し出して選び、Open(開く) をクリックします。

  5. ライセンスファイルへのパスが入力されます。

    チェックボックス Overwrite License File on License Server には、チェックを入れない でください。そのまま、Import License ボタンをクリックします。

  6. メッセージが表示されます。

    ふたつのメッセージ、
    (1)ライセンスファイルアップロードの成功

    Successfully uploaded license file to licenses¥simplus¥LicenseFile.lic
    (2)ベンダーデーモン設定の完了
    Configured new vendor daemon, simplus
    のみが黄緑色のフォントで表示されますので、OK をクリックします。

    もし、下の図のように、この段階でエラーが発生した場合は、ライセンスファイル内容の間違いやその他の原因が考えられます。弊社までご連絡ください。

  7. 画面が下の図のように変わります。

    Administer (赤矢印部)をクリックします。

  8. ベンダーデーモンの再起動を行います。

    まず、ベンダーデーモンを一度停止します。Vendor Daemon Activities の下にある Stop(矢印)をクリックします。

  9. 以下のような画面に変わりますので、再びAdminister をクリックして、ベンダーデーモンを再起動する処理を行います。
  10. 切り替わった画面から、Start ボタンをクリックします。
  11. ベンダーデーモンの実行状態を表す StatusStarting Up になります。正しく実行されると、StatusUp の状態になるはずですが、画面は自動的に更新されません。画面左側にある、いずれかのタブ(System informatin タブなど)を選んで一度別のページに移動し、再度、Vendor Daemon Configuration タブを選択します(ブラウザのページ更新は使用しないで下さい)。その後、Status を確認します。StatusUp になっていれば問題ありません。

    Start ボタンを押した直後:

    ②一度別のタブに移動後 Vendor Daemon Configuration タブに戻ると:

    注意)F5キーなどを用いてブラウザ自体のページ更新を行うと以下のような警告が表示されます。そのため、必ず「一度別のタブに移動してからこのタブページに戻る、という操作による再表示」をしてください。ページの再読み込みのためのタブ移動なので、どのタブでも構いません。また、誤ってこの警告を表示させても特に問題はありません。

  12. ウィンドウ右上部にある Dashboard リンクをクリックします。

    Licenses の右下にある Concurrent アイコンをクリックして、どのモジュールがライセンスされているのかを確認することができます(以下の図は弊社での例)。
    ライセンスされているモジュール、バージョン、使用中のライセンス数、利用可能ライセンス数、使用期限が表示されますので、表示されているライセンスがご契約内容と一致しない場合は、弊社までご連絡ください。

以上でライセンスサーバーへのライセンス追加設定は終了です。この段階で、クライアント PCから追加されたライセンへのアクセスが可能であり、製品ソフトウエアを利用できることになります。

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