会社理念

経営理念と基本方針

2004年3月、バイオサイエンスを中心とした研究開発を支援する、より高度なサイエンスシステムソリューションの提供を目指してノーザンサイエンスコンサルティング株式会社は設立されました。 社名にあるコンサルティングとは、お客様と相談しながら最適なソリューションを提供したい、それが可能な専門家でありたいという気持ちを込めました。化学・生物学に関連する最先端の研究開発が、ソフトウエアやデータベースなどの利用なしでは語れない現在、それらのソリューションがもつ最大限の能力を利用して頂くことはもちろんですがその先にあるもの、または、その前にあるものも私たちは考えます。情報システムの集団の一部ではなく、研究開発を支援する科学の集団として活動します。私たちは、サイエンスシステムの世界での20年近い経験とともに再出発いたします。

• 日本の研究開発を支援する先端科学技術指向のソリューションの提供
• 適切・適正な専門家集団による運営、ユーザの信頼のもとで共生
• ユーザが期待するサポート、情報提供を高いレベルでの実現
• 売上や利益ではなく、求められるサービスの品質向上を最優先化

会社設立の背景

IT技術をベースにしたバイオサイエンスシステムビジネスは、ヒトゲノム解析の取り敢えずの終了や医薬品開発の競争激化によりこの10年で大きなマーケットを呈するようになりましたが、バイオという名の下でその領域は広範囲なものとなり、大手の提供する側は、本来の研究開発支援を目的とした領域への注力が低下し、基盤の確立もないまま周辺事業へと裾野だけを広げる傾向が強く感じられます。 国内で利用されているバイオ研究支援領域のソフトウエア、データベースはその殆どを海外に依存しており日本の産業としては非常に脆弱と言わざるを得ません。一方、大学を始めとする国公立研究機関では独立行政法人化の波が押し寄せ、研究成果の社会貢献度が評価されるようになり企業との連携体制をより強化する必要にきています。 私たちはこれまでの経験からバイオサイエンスシステムビジネスの本来のテーマである研究開発支援に主眼を置きながら、官学の研究機関との共同研究開発、海外からの先端ソリューションを融合することによって新しい形のサイエンスソリューションを開拓いたします。